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重箱の隅をつつくように小さな萌えを語ろう 17-2
2012-04-21 Sat 12:45
うう、いよいよその2です。




闇深い夜、ザルバのはまった左手をかざす鋼牙。
ホラーの探査中なのね。
なんちゅう絵になる様だ。
かっこよすぎる。

夜の道を急ぐ女子高生。
こんな時間まで外にいたらだめよ。
でも、この女優さんにはJKはもう無理でしょうーーー!

まあそれはおいといて。
こちらのJK、なにやら怪しい雰囲気を感じ
周りを気にしているよう。だから早く帰りなさいっていったでしょ。

階段を下りていくと、すっと目の前に立つ男が。

「・・・やあ」

かざした手は、包帯だらけで・・・ああこわい。

驚くJKの顔をぐわっとつかみかける戸沼。

彼女のピアスが揺れて、その音をザルバが拾う。
なにかを掴んだ鋼牙が、闇夜に身を翻し。
ほんとに絵になるわー・・・。


車になにやらズダ袋を積み込む戸沼。
JKの成れの果てだろうということは容易に伺えます・・・。
急いで発進させて車の前に、鋼牙がたちはだかる。
あぶねーよ。急にとびだしたらいけませんよ。

魔戒剣を構える鋼牙に、ザルバが
「よせ鋼牙。あいつじゃない」と。

ただの人間の犯罪にかかわるなとのザルバ。
鋼牙の憎憎しい表情が・・・。

ブオンブオンとエンジンふかす戸沼。
なにに自信もってにやけているのかわからんが。
いっちゃってる顔です。
もう、怖いものなしなんでしょうね。
変なアドレナリンでてるんだろうな・・・。

グオンとアクセル踏み込んだ車が
かわした鋼牙の脇をすり抜けていって。

人間界の犯罪だと、なにも手を出さず、見送るしかない鋼牙。
胸のうちをザルバにぶつけます。

「あんな人間も

守るに値するとおもうか」



深いせりふですね。
このころの鋼牙はそうおもっていたんですね。
まあ、無理もないのですが。

MAKAISENKIの1話で、
シガレインに憑依された竹中直人・・じゃない阿南氏は
街のチンピラや害なすものを
つぎつぎと命を奪っていきます。
そこに現れた鋼牙に「俺は必要のないやつを喰らってる」(←ごめんせりふ定かじゃないです)
と言い放ちます。
それに対して鋼牙は、「死んでいい命なんてない」(←ごめんこちらも定かではないです)と
答えます。

このあたり、倫理なども絡んできそうで
語りだすと恐ろしくなるとおもうのですが、
少なくともこのころの鋼牙には、
守るべき命と
守るに値しない命があるとおもっていたわけですよ。うーん。


戸沼邸。
さっきのJKの体か、
戸沼がおぼつかない手つきで、顔にメイクを施していきます。
すごくはみ出たルージュのついた唇で
妖艶に微笑む元JK。

水槽から、手だけでなく上半身が現れます。
うれしそうに近寄る戸沼。
JKがつけてたリボンを剥ぎ取ります・・・
いやらしい生々しい描写です(←褒めてる)。
やっぱりこの女優さんにJKは無理が・・・(笑)

そんなハル、「すっとわたしのことを守ってね、絶対」

くしくも、カオルちゃんと同じせりふを言わせていますが。
戸沼は即答。
「守ってあげるよ、絶対」

今まで守るものなどなかった彼でしょう、
善悪はあれ、
人は誰も心のどこかで守りし者でありたいという思いがあるんでしょうね。
ええ、善悪はあれ。

水面にぽかっと浮かび上がるハルの顔。
目をあけながらがんばったミホさんに乾杯。

上下からの口付け。
いやーエロいわ。ほんとに。
あえぎ声と粘着系の効果音(笑)
スーパーヒーロータイムではぜったい出てこないわ。

ハルと戸沼の底の見えない絆が深まっていきます・・・。





昼下がりの公園。
ザルバがホラーをさがしているけどなかなか探知できない模様。
そして。
「鋼牙、カオルを呼ぶんだ」

「まさか・・・っ、えさに使う気か・・・?」
鋼牙、自分で宣言しておきながら(まあ、斬らない言い訳だけど)
いざ実行となるときっと自分でおもっていたよりもショックだったはず。

「もともとそのために生かしたんだろう」
ザルバってさー、
鋼牙の心の奥底までは見えないのかしら。
もちろん冷徹な魔導具ってのも嫌いじゃないけど、
13話「約束」とかで、
カオルに鋼牙を照らしてほしいとか言ってるのに!

それか、たとええさに使ったとしても、
鋼牙が絶対守るから、カオルが危険になることはないとおもってるのかな?
あ、それもありな気がしてきた。

海釣りでルアーを使っても
「そんなことしたらルアーが危ない!」
っていう釣り人なんかいない
ってのと同じだと思えばいいかな?
あ、われながらワラタ。


そんな鋼牙に「ほかに方法があるなら言ってみろ」と強気なザルバ。
鋼牙の眉間はさらに深くなって・・・。



水槽のなかのハル。
生おっぱいをさわさわしてる戸沼。

ハルは、あとひとつが足りない。
きれいな足がほしいというハル・・・。

戸沼はそれを拒絶するはずもなく・・・。




「絵を描いてくれないか」

公園に誘った鋼牙、カオルにが話しかけます。
穏やかに、なにも悟られないように。

「絵を?」
どこか意外そうな返事のカオルちゃん。

「ああ。この風景を」
心のざわめきを沈めて、必死に言葉をひねり出す鋼牙・・・。

それに対して、とってもうれしそうなカオルちゃん。
・・ってあなた、今度は長袖ですよ。すっかり冬ものですね。
季節感どうなってるんですか。
普段自分を突っぱねてる鋼牙に
「絵を描いてくれ」といわれ。
なんとなく認めてもらった気がするのでしょうね。
いそいそとスケッチブックを取り出すカオルちゃん、
それを見る鋼牙の表情はつらそうです・・・。


公園のベンチに座り、一心不乱にスケッチするカオルちゃん。
その血に誘われて、ハルが言います。

「あの子がいい。仲間の血を浴びてる」


そんなハルの願いを受けて、
戸沼がカオルに近づきます。
きっと普段は女性と会話なんてできないんだろうけど、
愛する者を守るという使命に燃える戸沼に
できないことや怖いものはありません。

「素敵な絵ですね」と
にっこりと話しかける。

「ありがとうございます」
やはり自分の作品を褒めてくれるとうれしいものでしょうね。
屈託のない笑顔が、逆にかわいそうです。


木の陰に隠れて、その様子をみていた鋼牙。
「やはりあの男か!」
魔戒剣に手をかけるものの
ザルバにとめられます。
鋼牙は、一刻も早くカオルを危険から遠ざけたいのだろうに・・(涙)。


そんなことは知らないカオルちゃん、
戸沼に仕事を頼むと言われ、一時は難色をすめすものの
結局ついていくことに。
どうして?どうしてついていくの?
やっぱり絵について言われると弱いの?
今日日、小学生、いや幼稚園児だって
知らない人についていっちゃいけません、て言われてるぞ!
ほんとにあほだよカオルちゃん。
しかも夜だよ?!
少しは危機感持ちなさい!

・・・でもまあ、これがないとお話が進まないわけで(苦笑)。



夜の道を、つらつらと語りながら歩く戸沼とカオル。
少し離れて、そのあとを突いていく鋼牙。

その鋼牙の前に、無数の素体ホラーが立ちふさがります。

「えさが効きすぎたようだな」とザルバ。

てか、こーーーんなすぐ後ろ、ほんとにすぐ後ろでガチャガチャやってるのに
なぜにきづかなんだ?!!
なんか見えないようになってるんか?!

ホラーを前にして構える鋼牙。
この、鋼牙の、足を開いて腰を落とす所作がほんとーーーに素敵。
きちんと体重ののった、いい姿勢だとおもいます。


3神官たち。
「魔戒騎士の使命は、ホラーを狩ること」
「人間を救うことじゃない」
「立場をわきまえることね」と。

ホラーを狩る=人間を救う、じゃないの?
じゃあ守りしものってなに?
これって、魔に落ちたここの3神官だけの考えかしら?




行く手を阻むホラーにてこずり、
カオルを追えない鋼牙。
心ばかりが焦って・・・。



戸沼邸に足を踏み入れるカオル。

「広いおうちですね、お一人で住んでるですか?」

だからほんとに、知りもしない男の家に入るなよなー!
しかも、こんなうすっくらい家で!

後ろから声をかける戸沼。
「もう一人いるよ・・・・」

牙をむき始める、ゆがんだ守りし者。
驚くカオルの腕を掴んで、水槽のほうにぐいぐい引っ張っていく。

スケッチブックさえ放り出して逃げようとするけど、
こちらも必死な戸沼に押さえられて。
そして、肘井美佳絶叫ショーパート2の開始。

逃げ回るカオルに「いたくしないから・・・・」とにじり寄る戸沼。
ああ、もう、今の彼に怖いものないから。

チキチキと繰り出すカッターの刃・・・ああ、こわい。

それ見たカオルちゃんの表情が
「やっべ、こいつ、まじやっべえ!」
って感じで(笑)

でも、その男についてきたの、カオルちゃん自身よーん。

逃げ惑うものの逃げ道ふさがれて、転げるカオルちゃん。
その転び方、すごい痛いです!
「痛・・っい!」ええ、痛いでしょうそれは!

そして振り下ろされる戸沼のカッター!
それは、カオルちゃんの手のひらをかすります。
飛び散る血しぶき、ああ!ほんとに痛い!
結構血でてるよ!

展開におびえるカオルちゃんを羽交い絞めにして、
戸沼が水槽へ放り込もうとする。

「さあハル!これで最後だ」
もう彼に正気の顔は見えないですね。

カオルちゃんの絶叫が、むなしく響いて・・・・。

ようやく飛び込んでくる鋼牙!
キキッと靴を鳴らしてとまるようすがかわいいわよ。

鋼牙の目に飛び込んできたのは、
今にもカオルが傷つけられようとしている姿、
自分が掟を破っても守ろうとした女の悲しい悲鳴。

ああ、なんか涙出てくる・・・。

ぎっと顔をゆがませる鋼牙、
それは誰に対しての憤怒か。
カオルを傷つけようとした男へか、
カオルをえさにしようと言い出した相棒か、
・・・それを実行してしまった自分自身へか・・・。

がっと戸沼を引き離し、
(このときの戸沼の間抜けな顔がちょっと笑えます)
カオルの無事を確認するも、
手のひらからは痛々しい血を認めると、
痛いのは自分だとばかりに苦痛の表情を浮かべ。

「下がってろ」とカオルを後ろ手にかばい。


魔戒剣の一閃、ハルの水槽を粉砕する。

バシャーンという水音とともに投げ出されたのは・・・。
醜い皮膚と爪の体。
ここでハルの全貌が明らかになりますが、
顔はマスク、ボディは女優さんのペイント、足は人魚のひれ。
うーんインパクトあるー。
すっごい生理的な怖さがあります・・。

ビチビチとはねる、足を持つことはかなわなかったひれ。
ぬめるそれが、哀れさと非力さをかもし出します。

助けてくれとばかりに差し出される、爪のついた手。
しかし鋼牙は、その手をとることはできません。

「斬る」ために近づこうとする鋼牙の前に
戸沼が割って入ります。

ハルを抱きかかえ、「大丈夫だから」を繰り返戸沼。
善悪はあれ、なにかを必死で守ろうとしていた男を見て、
鋼牙の胸に起こった感情は、何だったでしょうかね。

では自分は?と
おもわないでいられたでしょうか・・・。

そんな思いを振り払うかのように、ハルにすがりつく戸沼を引き剥がす魔戒騎士。
苦悶の表情で、鎧を召還します。

鋼牙はいつも、誇りたかく鎧をまとっていたのだとおもいますが、
このときばかりは、後ろめたさやはちきれそうな憤怒が入り混じって
気高いガロではいられなかったでしょうね。

牙狼剣の横一文字、
ハルの首はあっさり跳ね飛ばされます。

鎧を解除した鋼牙、
戦い終えたいつもの彼の顔ではありません。

この顔大好きだけどね♪(←場を読めきさま)

絶句する戸沼、一拍おいて絶叫します。
「なぜだー!なぜハルを斬ったー!」

戸沼にしてみれば、
ハルはなにに変えても守らなければならない存在だったのですよ。

1期DVD5巻の特典映像のなかに、
「ハルはあのまま足を得ていたら、戸沼との愛を貫いていたかもしれない」とありまして。
非常にびっくりした覚えがあります。

どっちかってーと、今までわたしはハルは狡猾なイメージだったのですよ。
完全な体になったあとで、
「愛してるわ」といいながら、戸沼を頭からばりばり喰っちゃうみたいなね。

でも、
愛する人と添い遂げるために足がほしいと願った童話の人魚姫。
あの童話の姫とハルを重ねてみると、
純愛路線のハルもありなのかなー・・・
そう思うと、違う面が見えてくるなあ・・・
なんてことも思ったりしました。


変わらず叫ぶ戸沼に、魔戒剣をつきつける鋼牙。冷静ではいられません。
あわや一突きのところで、
「待って!」とカオルが鋼牙の腕を掴んで。

「この人はホラーじゃない!」と。
うーん、ここで言うことかなあ。
今まさに殺されかけようとした人の命を心配してあげられるもんかなあ。

と、思ってたんですが。

「守りし者」の矜持をかかげて人を守る鋼牙。
冒頭でも、「人を守るのが魔戒騎士の使命だからだ」と言っているように、
たとえ一時頭に血が上っていたとしても、
鋼牙が大事にしてきた矜持を破らせてはいけない、ってことかな。
カオルちゃんは、
戸沼の身を心配してじゃなくて、
鋼牙のことを思って止めたと思えばいいかな。
おお、われながら落ち着いた。

一度は「どけ!」とカオルを突っぱねますが・・・・。

抗うすべがなくても、自分を精一杯にらみつける戸沼。
自分の大事なものを奪った(=傷つけた)ものへむける憎しみの目は、
さっき自分のなかで起こった感情と変わらないのではないか。

鋼牙の魔戒剣は、戸沼を貫きませんでした。
つかを握った拳で叩き込み。
気をうしない倒れる戸沼・・・・。


「こいつは人間を殺して、ホラーのえさにしていた」
・・・搾り出すような鋼牙の声。切ないです。

「そんなヤツ生かしておいて何になる!」
きっと鋼牙の心からの叫びだとは思うのですが・・・。

怒りに拳をかためる鋼牙の前に回りこむカオル。
「・・・完璧な人間なんていない」

ほんと、カオルちゃん殺されかかったのに
ずいぶんと冷静に・・・。

「みんななにかの罪を背負って生きてるの」

誰もが罪深い人間。
そりゃそのとおり正論なんだろうけど、
唐突っちゃ唐突だよねー。

そういうカオルの手のひらの血は乾きかけて・・・。
でもこのあと、
カオルの傷はさらに深くえぐられることになって・・・・。

ああ、怒涛の後編へ!

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こんばんは
数日前にこちらに辿り着きました。
とっても面白くてお腹よじれそうになりながら読ませて頂いてます。
コメントをいつ、どの記事で、どのタイミングで。。。と迷ってましたが、待望の重箱シリーズが更新されたのでコメントさせて頂きました。

本当に文章はもちろん、発想や想像力が素晴らしいですね!牙狼への愛も溢れています。
「果たして」シリーズとかもう堪りません!!!是非是非新作をお願いします。
また寄らせて頂きますね^^
2012-04-24 Tue 00:05 | URL | 皐月 #-[ 内容変更] | top↑
うわあああありがとうございます!
はじめまして、皐月さま!
このような、愛と辺境の煩悩垂れ流しブログに
過分なお言葉を頂戴し
感激です、ほんとにありがとうございます~~。
たたた待望なんて、もったいない(感涙)。

オフがせわしなく更新頻度がまちまちな拙宅ですが、
細々とがろがろ叫び続けていく所存ではありますので
どうぞこれからもお付き合いいただけたら
嬉しいです~。
2012-04-24 Tue 16:10 | URL | RO-MI #CTg5lrAk[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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