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重箱の隅をつつくように小さな萌えを語ろう 7-②
2006-10-04 Wed 09:15
いやー。
めずらしく朝書いてたりして。
最近、夜は時間ないのです~~~。
ということで、昨日の続きです!


~銀牙  7-②~


廃墟のような零の住み処に響く、階段をあがる鋼牙の靴音。
上り終えると、お昼寝からさめた零がソファに横たわっている。

「眠くてさ~寝ちゃっただろ」
零くんの寝顔、ぜひとも拝見したいものですなあああ。

「何が目的だ」
眼光するどい鋼牙の声に、
「知りたいか?」とあくまで軽く返す零。

「カオルには手を出すな」

あああ、あなたのその一言が聞きたかった。

逆光の部屋に静かに響く零の質問。
「なぜあの女を殺さない?」

それに対し、鋼牙は一歩進み出てきっぱりと。
「貴様には関係ない」

「ホラーの返り血を浴びた者が100日経った時どんな死に方をするか、
おまえ知ってるだろ?」

―――気を失うことも許されない激痛の果てに
       悪臭を放ち 
          醜くくずれ
             獣の声をあげ死んでいく―――

知らされるカオルの行く先・・・。

それを聞く鋼牙の表情は伺い知れないが、
おそらくぴくりともしていないのではないか。

「それを知りながらなぜ楽にしてやらない?
魔戒騎士失格だぞ?」

その零の言葉に、
再び「貴様には関係ない」と繰り返す鋼牙。
「もしかして餌にしているのか?」と問う零。

それには答えず帰ろうとする鋼牙の背に、
零の嘲笑を含んだ一声が突き刺さる。

「ガロの称号が聞いて呆れるな。
そんなんじゃ
・・・親子そろってろくなくたばり方出来ないぞ」

その一言が
鋼牙に火をつけた。

柱に叩き込まれる重い重い拳の一撃。

もう大好き、ここの一連のシーン。

鋼牙の拳をするりとよけ、
相変わらず薄笑いを浮かべる零。
「ほんとに黄金騎士なの?
もっと本気出してよ!」


戦いのゴングが鳴り響く。


言わずと知れた、横山監督渾身のアクションシーン。
牙狼<GARO>の作中、一、二を争う名場面ですね!

80年代の香港アクション映画のオマージュだというこのシーン。
大好きだったのよーこの頃の映画。
ちなみに、ジャッキーよりもユン・ピョウ派でした、わたし。

息つく暇さえなく、めまぐるしく展開する映像。
CGでも、どっかんどっかんの重火器アクションでもない、
生身と生身のガチンコ勝負。
雨宮監督が謳いあげてきた「強い映像・強いアクション」が
この一瞬に凝縮されてるのが伝わってきますね。

つむじ風が巻き上がるところや
カウンターに上がっての足蹴り。
ここ大好き~~~なんどもコマ送りしちゃいます!

零の足を掴みこんだ鋼牙。
それをはずさんと零もはげしくもがく。
マークさんがちょびっと入ってますね。

「おおおおおっ!!」
鋼牙の回し蹴り。
あああ、ほんとにかっこよすぎ・・・。

その蹴り、
零くんのびゅてぃほ~~なお顔にクリティカルヒット。
階段に飛ばされる零、掴みかかる鋼牙!
手すりを走る零の後ろ蹴りを受けて、鋼牙もふっとぶ。

お互いの気力が炸裂する、見事な空中戦。
横山さんてば、ほんとにぼらぼうー。
殺陣というより、まるっきり格闘技。

後の映像特典で、「このシーン10分で撮らなきゃならなかった」とありましたが、
すごいすごい、魅せますねー!

このアクションを考えた横山さんもすごいけど、
無理な体勢であるのに、
てすりに着地してからのポーズもちゃんと決めてる小西くんも素晴らしい。
体のコア、鍛えてるんでしょうねー♪
相変わらず美しく翻るコートが、なんていい味出してるんでしょう。

特撮歴長いROMIですが、
かつて、ここまで白熱する特撮はお目にかかったことがない。
牙狼<GARO>が歴史に名を残す作品となった瞬間です。

倒れた零に、抜き身の魔戒剣を突きつける鋼牙。

「先に剣を抜くとはな。おきての一線を越える気か?」
切っ先を見つめてにやりと笑う零に、
「魔戒騎士の血は、
・・・この俺で途絶えていい!」

「掟やぶり=御家断絶」の系図が分かってくるひとことですね。

走り去る零を追う鋼牙。

場所は変わって冴島邸。
今夜はカオルを一歩も外には出すなという鋼牙の命令に、
ゴンザが必死にカオルを押し留めてる様子。
納得できないカオルは、
鋼牙の戦いも知ることなく・・・。


闇が深くたれこめる駐車場。
こちらも牙狼<GARO>きっての名シーンになったところです。

お互いの剣を交わしつつ、キックや素手の攻撃も絡める。
まさに、
「現代的な動きと、昔ながらの殺陣を融合させたアクション」

刻は奇しくもホラーの時刻!
「上よ!」というシルヴァの言葉を受けて、
二人は上空を目指します。

零が落っこちそうになったり、
かと思えば鋼牙を踏み台にして飛び上がったり、
面白いよねーここの段差のアクションも!
見ごたえたっぷりです。

屋上に上がってからも早い展開!
ホラーに駆け寄る零の後ろから飛んでくる鋼牙の魔戒剣!
零がそれをはねのけるが、その剣が飛ぶ軌跡を読んでいるかのように
鋼牙が飛び込んでくる!
魔戒剣を掴み、ホラーへの渾身の一閃。

いやもう、これしか言えないけど、
ほんとにかっこいいです・・・。

お互いの剣を邪魔しつつ、ホラーと戦う二人。
剣がないだあとの屋上のてすりが
すぱっと落ちるところの描写がにくいね。

鋼牙が鎧を召還。
それを見た零も、同じく鎧を身にまとう。
二人の騎士の前に、ホラーは四散する。

ここに、
銀牙騎士:絶狼<ZERO>が降り立つ。
剣舞のような名乗り。マークさん、GJです!

「あと90秒遊べるぜ」とのゼロの挑発。

そして、もう説明の必要もない、ビル落ちのシーン。

えとえと。
このビルの損害賠償はどこが持つんでしょおおおおお???
ビルの破損だけでなく、
ガラスが落ちてだれか怪我しなかったかしらん。
どきどき。

1話のアングレイ戦のときにギャラリー周辺に結界が張られたように、
バトルゾーンは即席の結界が張られたりするのかなー。なー。
この辺もまた語れそうだ。

時間切れでバトル強制終了の鋼牙と零。
疲労困憊で着地。
この着地、小西くんの文字通り命かけた熱演ですね!
やはり3巻の特典映像内で、
「スタントマンではこの迫力はでない」とありますが、
まさにその通りですね。
アクション系でない普通の役者に、
ここまでアクションやらせる番組は見たことねえです。

まだ戦う気力はあるものの、力尽き果てた二人・・・。
零が先に身を翻します・・・。

空を見上げる鋼牙。
落ちてくるガラス片だけが、闇夜に哀しくきらめきます・・・。

やっとの思いで冴島邸に帰り着き、
力尽きて倒れこむ鋼牙。
抱き起こしたゴンザに「・・・あいつは・・・?」と問う。
「もう、お休みになられました・・・」
「そうか・・・」

鋼牙の胸に去来したのは、
カオルの眠りを守ることが出来たという安堵だったのでしょうか。

雨に打たれる零。
恐らくこれまで負けしらずで来ていたんでしょうね。
自分をおびやかす存在など知らなかった彼は、
負けの怒りに身を焼かれるのです。

「ああああああーーっ!」

激しい雨が、その叫びをかき消していくようでした。

鋼牙やカオル、そして零の行く先になにが待っているのか。
転換期を迎えた7話でした。

うわああ、いつも以上に長くなっちゃった・・・。
長文にお付き合いくださり、感謝感謝♪
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再びお邪魔します!(本日お休み)
この回は人気ありますよね!
あの階段の所のバトル、初めて見た時息をのみました。
ビルバトルに関しては、もう何も言えません。
あらゆる意味で全力作品ですよね、キャストもスタッフも。
鋼牙は師たる父親を早くに亡くしたハンデを持つということを差し引いても、恐らく零は魔戒騎士の血統で内分、血のにじむような努力をして十代で魔戒馬を手に入れたんでしょうね。
多分、誰にも負けた事はなかった。
何方かが指摘してましたが、二人のバトルは互角に見えて最後の所で零は詰めが甘く、とどめをさせない。
この紙一重の差が、最強の牙狼の称号たる所以なんでしょうね、やはり。

バンダイビジュアルのサイトで見ましたが、花鶏のあの方は魔戒法師のようですね。
鈴ちゃんの師匠なんでしょうか?
楽しみです。
2006-10-04 Wed 11:57 | URL | aoironeko #ONVmrvNQ[ 内容変更] | top↑
お休みでしたか~^^
下のコメントとも、お返事遅くなっちゃってごめんね。
お休み満喫されましたか~。

7話は公式の人気投票でも常に上位ですものね。
お話、アクションとも素晴らしい完成度だと思います!

零についてはおっしゃるとおり、
あの飄々とした態度の裏に、
どれほどの努力や葛藤があったことでしょうね。
烈火炎装が使えたり魔戒馬を持ってるあたり、
戦歴的には、もしかしたら鋼牙より上なのかもですよね。
面白いなーこの二人の絡みも。

花鶏のご主人、もう名前がでてるようなので、
角替和枝さんですが、
魔戒法師とのこと。そうですかー。
「我雷」って言われてるキャラのことなのかなー。
イメージ的には、きっとおばさんのまんまなんだろうね。
もしくは555パラダイスロストのあの隣の店のおばさん^^、
あ、・・・あんまし変んないか・・・。
2006-10-05 Thu 08:09 | URL | RO-MI #CTg5lrAk[ 内容変更] | top↑
こんにちは。
7話、私はビルのシーンより、零の隠れ家の廃屋での闘いシーンが好きです。
あの、階段のシーンにはワナワナ震えました~(≧∇≦)

我雷法師、魔戒法師とは別の法師かと思ってました(^_^;)
我雷という名前だったんですね・・・。
邪美もいつか法師と呼ばれる日がくるのですね。
邪美法師・・・。
法師と呼ばれる時には、改名するのかも。。。



2006-10-06 Fri 12:17 | URL | あおい #-[ 内容変更] | top↑
我雷は
いや、わたしもそれだけしか知りえてないので、
それが人の名前だか、階級や資格のことだかは分からんのですが。

邪美法師、それもいい響きですよん~。
師匠として弟子を取るようになったりしたら、
もっと重みのある名前に改名もあるかもですね~。
面白いなあ。

廃屋でのバトル、わたしもソッチのほうが好きです^^。
なんたって生身ですよね♪
2006-10-06 Fri 18:53 | URL | RO-MI #CTg5lrAk[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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