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重箱の隅をつつくように小さな萌えを語ろう 12-③
2007-03-09 Fri 22:35
えええい、子ホラー2号もインフルエンザになりましてなー
あっはっは~。
半ばやけで、
怒涛のシリーズ展開ですじゃー。




森の中に横たわる牙狼剣。

大河が鎧を解除してても
(この場合は強制解除なんだろうけど)
牙狼剣は魔戒剣にもどらなかったのねー。なんでだろう。

そうそう、大河が絶命したときに
撮影中に雨が降ってきちゃって、
「死んじゃってるから瞬きできなくて大変だった」と
渡辺氏のインタビューでありましたね。
うーむ、ほほえましい~。




鋼牙少年が、
必死の形相で剣を持ち上げようとしている。
が、牙狼剣は、
やはり鋼牙のいうことを聞いてはくれない。

力尽きて倒れる鋼牙。
それをそっと見つめるゴンザ・・・。
幼くして残された少年のことを思うと、
ゴンザの胸のうちも複雑でしょう。


今度は、重機で牙狼剣を釣り上げようと計画する。
重々しい鎖で巻かれた剣が、徐々に釣りあがっていく。
鋼牙も一瞬顔をほころばせるが・・・。

<ソウルメタルは、
使い手の心に反応する>

誰の心を反映してか、牙狼剣はさらにその重みを増し、
鎖をも断ち切ってしまう!

地響きをあげ衝撃波さえ発生させて、地に突き刺さる牙狼剣。

誰をもよせつけないかのようなたたずまいは、
剣の意思なのか。


「この俺と契約したいだと?」

森の中の棒っきれにひっかかっていたザルバが言う。
いつからそこにいたんだろう。
それか、主なきあと台座に置かれていたザルバを
鋼牙が持ち出したのかな。

「小僧がなにを言い出すと思ったら・・・」

「俺は本気だ!」
鋼牙少年の真剣な顔。
だがザルバはそんな彼を鼻で笑う。

「俺をお前の指にはめてみろ」
ザルバの言葉に、鋼牙はその小さな手に、父の相棒をはめてみる。

ぶわっと周りの世界が変化する・・・。
おどろおどろしい空気が立ち込めるなか、
いきなりあらわれる亡霊。
このお化けさん、
最近の雨宮作品ではおなじみになってきましたね~。

言っちゃ失礼なのかもしれないけど
ほんっとに怖いです・・この女性・・・。

亡霊は悲鳴をあげて逃げる鋼牙をずっと追い立てる。
誰も守ってもくれない・・・。
逃げても逃げてもそれは追ってくる。

そして目の前に落っこちてくる巨大亡霊。
「うわあ!」
思わず尻もちをつく鋼牙。

「俺と契約するということの現実だ。
日々地獄をさまよう試練が襲い来る。

お前にそれが耐えられるか・・・?」


ザルバは、
意地悪だけでこれを言ったんじゃないと思うのですよ。
ザルバって、代々ガロの称号を持つものの魔道具として存在してたと思うので、
いずれは鋼牙にも受け継がれるものであったのだろうけど。

今、ザルバと契約するには、
目の前の少年はあまりにも幼すぎる・・・。
ザルバにとっても、
それは不憫に感じることだったのだと思います。

それでも。
鋼牙少年の意思は変わらない。
きっと前を見据えて。

前半で感じた、子どもっぽさはかけらも感じない表情で・・・。

それは、
鋼牙の「子ども」への決別の瞬間だったのでしょうね。

あああ、画面が涙で見えないよ・・・。



またここのBGMが泣かせるんだ!これが!

はきまきをぎゅっと締め。
牙狼剣と対峙する鋼牙。

父と一緒に習った鍛練、
ですが
これからはひとりで己を鍛えていかなければなりません。

流れる水が止まることを許されないように
鋼牙もまた、
己に止まることを許さず日々訓練に明け暮れるのです・・。




大河が逝去した際の鋼牙の年齢ってば、
実は各種書籍によって違うのですがー(汗)

わたしゃ7歳説が一番正しいと思っとります。

このシルエットの年齢って、どっかに記述ありましたっけ?
おそらくなかったと思うので、勝手に決めていきましょう。

まず、剣さばきもたどたどしい7歳。

続いて11歳くらい。
剣舞がなかなか様になってきています。
が、それでも
地に突き刺さったままの牙狼剣は、
まだ答えてはくれません。

14歳。
鋼牙の心はまだ
牙狼剣には届かない。
悔しげに剣を蹴り上げる鋼牙。
自分のふがいなさと、いうことを聞いてくれない剣へのいらだちが
垣間見えます。

この頃、思春期。
人と交わることも少なく、ひたすら鍛練鍛練。
やめたくもなっただろう、放り出したくもなっただろう。
それでも逃げ出さなかったのは
ひとえに父への思い。

父の遺志を受け継ぐことこそが使命であり
また、自分をかばって死んでしまったことへの贖罪でもあったのでしょう。
ひたすら剣を握る毎日だったのだと思います。
父のあの一言を心に掲げて・・・。


どう見てもマークさんなんだけど
おそらく16,7歳くらいということで!

体つきもすっかり大人なんだけど、
牙狼剣の声を聞くまでは今少しの時間が必要だった。

4人の鋼牙が並ぶシルエット。
このいちばん上は小西くんですねー。
どれほどの年月を過ごしてきたか・・・。

満つる月は、
ずっと彼の成長を見守ってきていました。

そしてやってきた「その時」。

いつものように剣を抜くべく試そうとする鋼牙に
牙狼剣はやっとこたえます。

鋼牙のびっくりした顔が印象的です。

やっと手の中にきた牙狼剣。
鋼牙の脳裏にあの日の自分が浮かんできて・・・。

「父さん!父さん!!」
叫ぶ声に父はもう答えない。
すがりつき泣く鋼牙に、ザルバは「俺に触ってみろ」と。

ザルバから大河のイメージが伝えられる。

そして、牙狼<GARO>最大の名セリフ。

「守りしものとなれ

そして、強くなれ」


イメージのなかではありますが、
最後にぎゅっと父に抱きしめられる鋼牙・・・。
この、このときの鋼牙少年の顔が・・・。



どわああああ(滝涙)!!!


ちょっと話は飛びますが。
わたしの大好きな菊地秀行氏のデビュー作
「魔界都市新宿」っていう小説があるんですが。
そこで木刀で戦う主人公が、
強大な敵にボロボロに負け、武器も奪われ途方に暮れているときに
偶然にも、亡き父が残した木刀が突き刺さってるのを見つけて
それを抜くんですが。
手にしたとたん、剣に注ぎ込んだ父の念が流れ込んできまして!
父のメッセージを受け取ることができたという、
素敵なエピソードがございました。
だからどうしたてわけじゃないんだけどね。

やはりあれですね。
男の子にとっての父親っていうのは
生きる手本であり、越えるべき壁なのしょうか。


やっと手にすることができた牙狼剣を振りかぶり、
大きく振り下ろす鋼牙。
剣の切っ先が、音をたてて空を切り裂く。

ここが終着ではなく、ここが始まり。

鋼牙の、ガロの称号を受け継ぐものとしての運命が
ここから動き始めたのです。



そしていまの鋼牙に戻り・・・。
剣の行く先を見据える瞳は
あの頃と変わらず、ひたすらにまっすぐに・・・。
うまいね!このつなげ方が!
憎いくらいです!

「鋼牙さま」
コートをてにしたゴンザが、鋼牙を促す。
小さくうなずいて出発の用意をする、
りりしくもうるわしき現冴島家当主。
だから~、そうやって鋼牙を見てると
若奥様みたいだってば、カオルちゃん。


先ほどの台座から相棒を取り出して一言。

「行くぞ、ザルバ」

鋼牙の、
魔戒騎士としての使命は
終わりはないのです。



うわあああん、なんて!
なんていい話なんだ~~~!!
思えば、きっちり過去を背負ったヒーローって、
じつは少ないのですよ。

うやむやに闘いに巻き込まれちゃうのではなく、
生まれたときから戦うことを運命づけられてるんですよね、鋼牙たちは。

この12話「大河」こそが、
牙狼<GARO>ワールドを揺らぐことのない奥深いものにしたということは
疑いようもないですね。

ほんとにいいお話です。
書きながらずっと泣いちゃいました(笑)。

こんな素敵な父ちゃんがいたら
わたしは嫁に行かないな~と思った
魂揺さぶる12話でした!
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ああ、やはりそうですか。
一つ屋根の下だとどうしてもそうなりますよね。
お大事に!

ザルバの事ですが、「鋼の咆哮」によると大河の代からなんですね契約しているのは(はっきり騎士の名はかかれてませんが大河のイメージですし、体を造ったのが亜門法師ですから間違いないと思います)
大河の人間性、男気にほれ込んだ、ホラーにしてはかなり人間くさい友誼によるもののようです。
その大河を守れなかった、死なせた。
あの性格では口が裂けても言わないでしょうが、ザルバもとても辛く苦しかったんだと思います。
大切な友の幼い忘れ形見を預かるということ。
ゴンザにとって孫同然であるように、ある意味ザルバ
は父親代わりにも等しい役割を引き受けることになるわけです。
人間の親子関係なんて肌で知るわけもない彼ですが、
きっちりと現実を見せたことで最初の役目を立派に果たしたと思います。

私も七歳説に賛成です。
ああ、このシルエットのシーン、何回見たことか!
またパックに流れる「英霊」がはまりすぎ!
短い時間で、父の剣を抜く力を得るためだけに費やされた子供時代、青春時代を見事に見せてくれました。

「守りし者となれ、そして強くなれ」
この別れのシーン、強く優しい父との最後の時間…
息子を抱きしめる父のイメージは父の心そのもの。
長く孤独な修行を支える事になったんでしょうね。

あの傾きかけた太陽、ついに抜かれる剣。
ここも美しい!
何年も何年もかけて、やっと出発点!
ここからが魔戒騎士としての始まり。

最初に鉢巻を巻いた場面の流星君の表情も好きです。
ああ、この子が十数年後に最強の騎士になるのだ、
と納得させれるものがありました。

哀しい、でも熱い物語ですね「大河」は。
2007-03-09 Fri 23:24 | URL | aoironeko #ONVmrvNQ[ 内容変更] | top↑
友達と飲みに行って、帰ってきたのは夜12時。でも、続きが見たくて来ちゃいました。

お子さん、二人続けてインフルエンザとは…お気持ちお察しします。早く良くなるといいですね。

そんなRO-MIさんの母心とも相まって…読みながらワタシも思い出しウルウル…。
ホント、この回があってこそ、鋼牙の背負っているもの、今まで頑なにココロを閉ざしていた理由が、リアルに伝わってくると思います。
牙狼って、ホントにお話にブレがないですよね。仕方なく削られるカットによって、いたしかたなく舌足らずになってしまうことはあっても、その中心にあるものは決してブレていない。
だからこそ、最終回まできちんと見続けられるし、語られていない部分までも想像「させてしまう」強さを持っている…
ああ、明日にはまた見返してしまいそうです。
2007-03-10 Sat 00:26 | URL | ナツロウ #iyCPUNVw[ 内容変更] | top↑
宿命の剣士よ
お子さんの具合、大丈夫ですか?

先程まで第12話、見ておりました。
もう・・・たまんないです、これは(号泣)。
第12話は私がDVDコンプリートを決意した回です。
これを逃したら一生後悔する!と思いました。

先日のコメントでもお判りでしょうが、
私自身がどうしても男であるが故に、
親父と私の記憶とを重ねて見てしまう部分があります。
<牙狼>を見ていた男性の大半はそうではないかと
思いますよ。
特に「男の子」の頃にとって、父親は一番身近にいる
目の上のタンコブ(笑)
まともにやったら全然勝てない。
そういう時、世の親父連中は決まって、
「悔しかったらここまで来い!」と
言わんばかりの顔をするんですよね。
息子にとっては羨望と嫉妬の入り混じった、
ある意味憧れの対象でもあるのか・・・?

魔戒剣の姿に戻らず、抜く事を頑なに拒否する牙狼剣。
あえて鋼牙を突き放すかのようなザルバ。
相棒であったザルバは言うに及ばず、
ソウルメタルは
「所有者の意思に反応する物質」ですから・・・。
(以前、零もすでに魔導馬を使える事で、
鋼牙の騎士デビュー遅い疑惑?の話がありますが、
牙狼剣を抜く=GAROの称号に足る力量、と思えば
あの重さも納得がいくというものです)

鋼牙の行く末を案じた亡き母・りんの意思が
「髪の毛の色」という形で鋼牙に働き掛けたように、
牙狼剣の重さは、大河の与えた試練。
鋼牙もそれを判っているから、
ただひたすらに、一心不乱に鍛え続ける。
BGM「英霊」が作品の中で初めて流れる場面、
最高です。文句の付けようがありません。

象徴的に、大河と幼い鋼牙の手が重なる場面、
どうしても自分の親父の手を思い出します。
頭を撫でられたり、頬を叩かれたりしたあの手。
子供にとっては、
分厚くて、ゴツゴツしてて、ちょっとガサついて、
すごく、すっごく大きな手。
大きさこそ今では同じ位ですが、
あの時の親父の「手」に果たして、
今の自分は追い付いているのだろうか・・・
と考える事があります。
あの場面を見た男性の殆どが
私と同じ思いを抱いているはず。
あの瞬間、みーんな「プチ鋼牙」になってる?(笑)

男子足るもの、人それぞれではあっても
そうして親父から受け継いだ「生き様」というか、
何かを受け継いで大きくなる。

それを「宿命」というのです、きっと。
2007-03-10 Sat 01:49 | URL | しげくん #8mAmU.cM[ 内容変更] | top↑
なんというかもう(涙)
みなさんのコメントを拝読し、
さらにこみあげてくるものがあります。
うおおおおん!!
みなさま、本当にありがとうございます。

子ホラー2号は無事復活いたしましたが
今度はわたしがやばいです・・・。
2007-03-11 Sun 06:52 | URL | RO-MI #CTg5lrAk[ 内容変更] | top↑
うわ~、当たって欲しくない予感が!
安静にしてくださいね、お母さんは難しいかもしれませんが。
お大事に。
2007-03-11 Sun 07:14 | URL | aoironeko #ONVmrvNQ[ 内容変更] | top↑
うっうっ
あああありがとう~。
でもなってしまったのですよ~。
牙狼のDVDでもゆっくりみながら過ごします~。
2007-03-12 Mon 17:48 | URL | RO-MI #CTg5lrAk[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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