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重箱の隅をつつくように小さな萌えを語ろう 12
2007-03-08 Thu 14:55
重箱強化推進週間:第2弾!!



~~12話 大河~~

いつものように鍛練に励む鋼牙。
この毎日の鍛錬こそが、
鋼牙を魔戒騎士たらしめている儀式のようなものなんでしょうね。
天にかざした魔戒剣のきらめきがまぶしいです。

いつもの型をなぞり、下段から一気に切り上げる。
その剣気で周囲の木々がざわめくほど。
しかし、ザルバは
「だめだ!踏み込みが甘い!」と叱咤。

鋼牙はその一言が気に入らなかったのか、
おもむろにザルバを左手より引き抜く。

このあとの、
ザルバを台座にはめるまでの所作が面白いよね~。
台座を作ることを提案したバンダイさん、ぶらぼー。

「冴」のなかで詳しくこの台座が紹介されておりますが、
ザルバをはめるまえの、
ムンクみたいな台座自体も楽しいです。
細かい金具の意匠でほどこされた箱も素敵。

これって、この12話でしか使われなかったような気がしますが
制作スタッフさんたちの意気込みが伝わってきますよね!


さてさて、ザルバを台座に置いた鋼牙。
「少し黙ってろ。集中できない」

そんなこと言ってても、
実際踏み込みが甘かったというのは
誰よりも鋼牙自身が気づいてることなのだと思いますがね。
で、先に言われちゃって
ちょっとふてくされてるって感じかな~♪

もう一度型に戻る鋼牙。

それを見やってゴンザが感慨深げにぽつりと言う。
「たくましく成長されたものです・・・」
ザルバもまた
「あのチビがな・・・」
二人の胸の中には、長い時間の思いが駆け巡ってるのでしょうね。

「あいつにもかわいい時代があったんだ」
カオルちゃん、
そんなとこに座ってると、
旦那さんを見守る若奥様みたいだよね。

キッと前を見据える鋼牙の横顔に

幼いころの鋼牙がオーバーラップしていく・・・。




幼き日の鋼牙の見守る前で、修行に励む父:大河。

彼は、とある目的のため、
一人息子を連れ旅をしているという。

左手に剣を添わせるおなじみの所作。
なれど、鋼牙よりも猛々しく感じるよね。
なんつーか、
男くさいって言葉がよく似合う父ちゃんだよね~。

このあたりの剣舞、ところどころ吹き替えなんだろうけど
とってもかっこいいですね。
まさに「剣士」!
それを食い入るように見つめる鋼牙少年。

大河の放った剣気の一閃が、水を跳ね上げてて唸る!

魔戒剣を一気にびしっと納める所作も
男らしくてヒッジョーによいです。

「鋼牙、今日からソウルメタルを用いた修行へと進む」

そう言った大河が差し出したのは、ひと振りの・・
剣というより鉄塊、いや、ソウルメタル塊。

魔戒剣を持てるかと思ってた鋼牙少年は少しがっかり。
いきなりってのは、やっぱりないのだよね~。

鋼牙の手にわたるやいなや、
手渡された塊はずっしり重みを増す!

使い手の心に反応し、
時には鉄のように重く
時には羽毛のように軽い

「すべては使うものの、心の在り方次第だ」

ソウルメタルはそういう物質なのだと。

このソウルメタル、
魔戒之書のなかで大変面白い記述があります。

ソウルメタルがどのように発生したかは不明である。
が、戦いを好まないホラーたちの協力によって、
人間だけでは扱い切れなかったその物質を、
武器や剣として姿を変えていった。

のちに魔戒法師たちの尽力もあり
鍛え抜かれた人々(=魔戒騎士)が操ることのできる武器となっていった。

後付け設定なのかもしれないけど、
この始祖あたりのお話も
混沌としてて面白そうですよねー!


夕陽を背に、
二人ならんで、型をなぞる師と弟子。
拙い剣さばきながら一生懸命ついていこうとするところや、
ザルバの作り出す世界で必死に頑張る鋼牙少年の姿が
いじらしいです。

またそれを見守る父の瞳も、
厳しさの中に優しさが垣間見えます・・・。


立ち寄った夜の街。
ホラーの気配を感じる大河とザルバ。
「必ず戻る」と一言のこして、
大河は街に分け入っていきます。

鋼牙の名セリフ「必ず戻る」は
父から受け継いでる言葉だということが分かる一言ですねー!

父ちゃん、
幼き息子に毎回この言葉を言って
ホラー退治におもむいていたのでしょうね。
息子を安心させるのと同時に
「必ず生きて、息子のもとに帰る」と
自分に言い聞かせるように・・。

おおう、この回はどこをとっても涙腺緩みます・・・。


街角で父の帰りを待つ鋼牙少年。
ふと振り向いたショーウィンドーには
華やかにも楽しげなおもちゃが立ち並ぶ。
それをうらやましそうに見つめる。
いくら修行の身とはいっても
まだまだ小さな子ども。
普段は押し殺している子ども心が騒ぐのでしょうね。
うう、切ない・・・。

そんな少年の心を知ってか、
おもちゃ売りの男が近づいてきます。

「今日はたくさん売れたから、ぼうやにもあげよう」と
ひとつの木のおもちゃを差し出す。かえるかな?
にっこりほほ笑む鋼牙少年。

やがてしばらくして父が帰ってくると、
少年は、さきほどのおもちゃをさっと隠す。
大河もちらっとウィンドウを見やる。

鋼牙が我慢していること、
大河は重々理解しているのだと思います。
しかし、騎士として、ガロの称号を受け継ぐものとして
息子をきびしく律せねばならない。
おそらく自分も同じように育ってきて
思い当たる節もたくさんあるのだと思います。
父にも、大きな葛藤があるのでしょうね。

そんな鋼牙少年をいつくしむかのように、
大河は自分の左手を出すのです。
そこにすっとからめる鋼牙少年の手。
これもひとつの親子の姿なのでしょう。


階段に並び座り、夕飯をほおばる父子。
和やかなムードが一転、大河の表情が険しくなる。
その視線の先には、先ほどの男。
大河を見つけあわてて逃げだす男、
それを追って大河も走り出す!

階段からひらりと飛び降り、男の行く手をさえぎる大河。
なんというかもう、
小西くんや零くん、
またカルネさまとも違うかっこよさですね~~~><!
男くさいおじさまのみりきとでも申しましょうか。
すらりと魔戒剣を抜き、逃げる男に近寄っていきます。

そこへ鋼牙少年も追い付きます。
男は少年を見ると、
「おじさんは悪い人じゃないって言ってくれないか?!」と懇願。
すがりつくような男に同情したのか、
「この人を斬らないで」と大河の前に立ちふさがる。

「どけ」そんな鋼牙に大河の声は冷たく響きます。
なおも必死で父をとめようとする鋼牙少年を、
男がいきなり背後よりはがいじめにする。

「ぼうや、
そんなに甘いと立派な魔戒騎士にはなれないよー!」
男の顔はもはや人の顔ではなかった・・・。

大河は静かに魔戒剣で空を切り、
黄金の鎧を召喚。
闇夜に、大河ガロの象徴たる真っ赤な瞳が輝く。

「斬れるものなら斬ってみろ」という男の声にお構いなしに、
鋼牙の脇をぬって、大河ガロが躊躇なく男を貫く。

男はホラー:ノウルに姿を変え大河ガロに向っていくが
雑魚は大河の敵ではなかった。
牙狼剣の露と消える、ノウル。
素体ホラーを赤くしただけのようだけど
結構好きですわ、このホラー。


鎧を解除し、魔戒剣をおさめながら鋼牙に近づく大河。
無言でその父を見上げる息子の顔に
大河の拳が飛ぶ。
グーだよ、グー!痛いよぅ!

油断は命を落とすことになる・・・。
拳に込めた、父の無言の教えですね。


「帰るぞ」

先に歩きだす大河。
一瞬おいてそのあとを鋼牙も追う。

ここ、特ニューの渡辺氏のインタビューで
「台本にはなかったけど、
なんとなく準備していたら流星の手がすっときた」とありましたね。
渡辺氏ももちろんすごいけど、流星くんもすごいです!
いや~、小さくてもプロなんだなーと
感心しちゃうエピソードです。
それはとりもなおさず、
演じる人たちがきちんと役柄を理解したうえで
コミュニケーションがとれているからに
他ならないでしょうね。



夜の街を、手をつないで歩く父子。

大きく温かい父の手は、
まだ、
このときはしっかりとつながれていたのです・・・。


物語は落涙必至の後編へと!
この続きは明日~~!
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別窓 | 重箱の隅(各話感想)シリーズ | コメント:4 | トラックバック:1 | top↑
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渡辺さんは剣道の有段者だけあって動きが力強いし、
迫力ありますよね!
なぐられた後で父親と手を繋ぐ。
愛情と信頼が繊細で、しかもわかりやすく描かれていて素敵です。
自然とそうなる流れだったんですね。
この辺、他の特撮作品にはない細やかさを感じます。
ザルバの台座、自作するとかいう猛者もいるようですが、私にそんな甲斐性はなし…ごめんマイザルバ。
箱は作って売って欲しいなんて意見もありましたが、
高くなってしまいそうですね。
魔戒博物展で見ましたが、飾りが可愛い感じで細かい所までこだわりを持って造られているなとため息が。
思えば特撮作品で初めてです。
衣装や小物他、すべてにここまでほれ込んだのは。
何しろ役者さんの来るイベントならいざ知らず、日にちがなかったとは言え、ガワを見に行く為に半休をとってしまい自分でも信じられない気持ちになりました。
最初雑誌で見た時「わ~キンキラキン、派手~&なんて怖い顔!」なんて思ってたのが嘘のようです。
またスーツの展示や魔戒博物展みたいな企画をやっていただきたいですね。
終わった後ではまった方達も見たいでしょうし、私もダンのスーツはまだ見られてないんですよ。

明日の落涙仕様の重箱、楽しみにお待ちしております♪
2007-03-08 Thu 22:19 | URL | aoironeko #ONVmrvNQ[ 内容変更] | top↑
あれ、グーでしたか!?拳骨なのか・・・

まあグーでもパーでも痛いものは痛いっす。
私も親父にしょっちゅう叩かれましたので。
往復ビンタで口の中が傷だらけになりましたよ。

でも、ちゃ~んと手加減して叩いているんです。
本当の「父親」ってのはそういうものです。

最近の父親像とはかけ離れた存在、冴島大河。
渡辺裕之さんと雨宮監督のイメージのせいでしょうか、
昭和の臭いがプンプンしています。
私にとっては全く違和感のない、
ある意味では当たり前の姿なんですが、
今のお子さん達はどう思うんでしょうかね。

学校からの申し送りだ、とも聞きましたが、
近所の高校では夕暮れ時になると(特に雨の日は)、
「お迎え」の親の車で溢れてます。
治安に不安を憶える今のご時世では仕方ない・・・
という意見は判りますけど、
違和感を感じるのは私だけですかね。

小学生の頃、ずぶ濡れになって帰宅してボヤいた私を
「そんなもん、傘を忘れたお前が悪い!」
と一蹴した、昭和一桁生まれの我が親父。
大河もきっと同じ反応をすると思います(笑)

では、「男泣き」必至の後半へ、ど~ぞ!
2007-03-08 Thu 23:24 | URL | しげくん #8mAmU.cM[ 内容変更] | top↑
この回、何度か見返していくうちにこみあげるものの量が増加してまして…今や映像ナシでも泣けるくらいになりましたよ(笑)
ホント、RO-MIさんのおっしゃるとおり、「必ず戻る」にはぐっと胸を衝かれますね。常に父を目標として頑張っている鋼牙を思うと…マタナケル…
重箱シリーズ、大好きなのですが、あまりにRO-MIさんがワタシのツボをつくあらすじ&感想を書いていらっしゃるので、自分のトコで書くことがなくなります(笑)
後半も楽しみにしてまーす。
2007-03-09 Fri 09:59 | URL | ナツロウ #iyCPUNVw[ 内容変更] | top↑
泣きましょう!
>aoironekoさん~
そうなの、牙狼<GARO>って、
壮大ななかにも繊細に物語が描かれてるんですよねー。
監督がこだわりたかった「強さ」っていうのは
戦闘能力としての強さよりも
人としての強さなのだと思うのですよね。
そういう部分があらわされてる話なのでしょうね。

ザルバの台座手作り~><!ぶらぼー!
いや実は、わたしも木で即席台座作ったりしてまっす♪
箱はね~、あの金属パーツで高価になっちゃいそうですが、
アンティークとかで普通にありそう~。

魔戒博物館、いや~拝見したかったですね!
そうですね、コートや剣の展示のみでここまで盛り上がれる作品は
他にはないですよね。
小道具がキャストをも凌駕する魅力を持っていたということですね。
白夜も終わったことだし、またやってくれないかな~~!

>しげくんさん
昭和のにおいがプンプン(笑)。
でもほんと、おっしゃるとおりですね。
今では化石並みに珍しいものになってしまった
厳格な父親像の象徴ですね、大河は。

>ちゃーんと手加減して・・・
なんか泣けちゃいます。
本当の愛のムチは、殴るほうも痛いんでしょうね。

今では、親が叩くことさえ虐待と取られることが多いようですが、
そこに双方の愛と信頼があるのなら
それは決して虐待ではないのです。

お迎えの車で溢れる・・・、
悲しいかな、今の社会の現実ですね。
不審者から守るという大義もあるのは分かりますが
守られてばかりの子どもは、
どう育っていくのか大変不安ですし、
親の一人として反省する部分もたくさんですね・・・。。

>ナツロウさん
映像なしでも泣ける!
ナツロウさんもつわものですね~~!
ほんと、大河はあとからあとから泣けてきますよね。
「必ず戻る」重い重い一言です・・・。ぐすん。

あいや~~、そそそそれは申し訳ないー><!
わわわわたしごときのざれごとはお気になさらず、
ご自分の萌えに忠実に語られてくださいね~~!
ナツロウさんちもお邪魔させていただきます~。
2007-03-09 Fri 17:58 | URL | RO-MI #CTg5lrAk[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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